ユークス <4334>
23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比62.4%増の3億5900万円に拡大して着地。米国プロレス団体から開発受託したゲームが引き続き順調に進捗したほか、複数タイトルの受託ソフトなどその他のプロジェクトも進み、88.5%の大幅増収を達成したことが寄与。上期計画の7300万円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。
三井ハイテク <6966>
23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の81.6億円に急拡大して着地。車載向けを中心とした半導体用リードフレームや電動車向け駆動・発電用モーターコアの販売が大きく伸びたことが寄与。為替差益が急増したことも利益を押し上げた。第1四半期実績だけで、通期計画の205億円に対する進捗率は39.8%に達しており、業績上振れが期待される。
トーホー <8142>
23年1月期の連結経常同利益を従来予想の6.5億円→13.5億円に2.1倍上方修正。増益率が3.7倍→7.6倍に拡大する見通しとなった。全国的なまん延防止等重点措置が3月に解除されて以降、外食産業の景況感が徐々に上向くなか、主力とする業務用食品卸売事業の業績改善が進んでいることが要因。併せて、年間配当を従来計画の5円→10円(前期は5円)に増額修正した。
ラクーンホールディングス <3031>
今期経常は15%増で2期ぶり最高益、2円減配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.7%にあたる16万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施。取得株は9月15日付で全て消却する。このほか、25年4月期に営業利益26億円(22年4月期は11.2億円)を目指す中期経営計画を策定。