デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターのこーだいさん。レコメンドは「みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?(平凡社新書)」 聞き手はまこまこまこっちゃん、拙攻、石川です。 ではこーだいさん、お願いします。 こーだい: 民俗学の入門書です。 石川: 今回の収録、すごい本のチョイスに偏りがありませんか(笑) ※同じ収録回の記事 地球の歩き方インドの編集者が世界を旅して集め
dailyportalz.jp/kiji/book-review-kodai01
「文化人類学って、帝国主義の国が、その植民地の文化を理解して、どうやって利用するかっていう政策を立てるために始まった」「主流の学問で捉えないようなものを残していこうっていうのが民俗学」
幼い頃、日曜日に買った新品の靴は翌日の登園日 / 登校日から履いていくんだけどその前夜に1回、部屋の中で履くんだよね("土足" が許されるのはその夜限りだから喜び勇んで歩き回ると怒られるんだ。床が痛むって)。
おっ、これは面白そう。読もう。
普段新書全然読まないけど面白そう
幼い頃、日曜日に買った新品の靴は翌日の登園日 / 登校日から履いていくんだけどその前夜に1回、部屋の中で履くんだよね("土足" が許されるのはその夜限りだから喜び勇んで歩き回ると怒られるんだ。床が痛むって)。
デリポは民俗学だよなあというのは前々から思ってた
“江戸時代のデイリーポータルZ” 何百年経っても人間やること変わらないんだなw
「文化人類学って、帝国主義の国が、その植民地の文化を理解して、どうやって利用するかっていう政策を立てるために始まった」「主流の学問で捉えないようなものを残していこうっていうのが民俗学」
「船の上の暮らし(p194より引用)」 この図の時点で買うべき本だと自分のセンサーが動いてしまった、とても面白そう
“こういう研究は日本にも江戸時代からあったらしくて、「日本随筆大成」…。…見てみたんですけど、江戸時代のデイリーポータルZって感じで”。著:島村恭則。
ヒミツ・ミッケはキャンパスのヴァナキュラーだったのか
文脈的にはイワン・イリイチもだけどアナール学派のことを関連させるべきだと思う(メガネクイー) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%AD%A6%E6%B4%BE
民俗学の魅力、お紅茶のように深いですわね!文化の宝探し、楽しみですの。
最後までイリイチの名前が出てこないので逆に驚いた/戦前日本の人類学に植民地支配の道具的側面があったのは確か。その反省から、戦後は一気にイーミックな文化理解と文化相対主義路線に向かう
ネットの記事で書名をあげるときに著者名は出さないのあんまよくない慣習だと思う(アフィリエイトリンクで出るだろってことなんだろうけど)/ネット版随筆大成はいつか編まれるだろうか。紙より散逸しそうだが…
「民俗学は文化人類学に対抗する形で始まり、主流の学問で捉えないような文化を残すことを目的としている/日本では江戸時代からヴァナキュラー(俗)の研究が行われており、『日本随筆大成』という大著がある」
「民俗学は文化人類学に対抗する形で始まり、主流の学問で捉えないような文化を残すことを目的としている/日本では江戸時代からヴァナキュラー(俗)の研究が行われており、『日本随筆大成』という大著がある」