―生成AI市場拡大で出番到来、米中対立を背景としたサプライチェーンリスク解消へ―
半導体関連株は国策の追い風が期待され注目場面が続いている。今月中旬に経済産業省がSUMCO <3436> [東証P]の新工場建設に支援を行うとの報道がなされ、同社株は11日の株式市場で一時9%高近く急伸する場面があった。こうした経産省の動きの背景には、足もとで急速に高まっている半導体の「サプライチェーン(供給網)分断リスク」がある。各国が自国においての製造・供給体制を強固にしようと奮闘するなか、とりわけ「次世代半導体分野」にマーケットの関心が高まっている。ここは関連銘柄に照準を合わせてみたい。
レーザーテック <6920> [東証P]~最先端の半導体製造技術「EUV(極端紫外線)」向けの検査装置でシェアを独占。同社は最先端の半導体デバイスを開発する現場からの要請に応え、次世代のEUVマスクブランクス欠陥検査技術の確立に成功し、シェアを独占している。
【関連銘柄】レーザーテック <6920>
【日時】2023 年7月25日
【名称】国策の追い風強力、日本復活の鐘を鳴らす「次世代半導体」関連株