高速(7504)が第三者割当による自己株式処分を実施 物流強化資金を調達

高速(7504)が第三者割当による自己株式処分を実施 物流強化資金を調達

株式会社高速(東証プライム・7504)は本日、第三者割当による自己株式の処分に関する確定事項を発表した。同社が保有する自己株式116,900株を野村證券株式会社に処分し、総額23億3,248万232円の資金調達を行う。

■処分の概要
・処分株式数:116,900株(発行済株式総数の0.56%)
・処分価格:1株あたり1,995.28円
・払込期日:2025年3月25日(火)~26日(水)
・調達資金使途:
▷物流・出荷能力強化
▷拠点集約に伴う効率化投資
▷盛岡常業所の用地取得(2025年12月末)
▷新常業所建設費の一部充当

今回の処分は2025年2月7日の取締役会決議に基づくもので、自己株式保有数は現在の1,644,677株(2024年12月末時点)から1,527,777株へ減少する見込み。処分価格は2月18日に決定された市場価格を基準に算定された。

同社財務担当者は「物流ネットワークの再構築を通じた収益基盤強化が急務と判断した。調達資金は厳格な管理下で戦略投資に充当する」とコメント。特に東北地方の拠点整備を加速させ、2026年度以降の地域別収益率改善を目指す方針だ。

市場関係者は「コロナ後のサプライチェーン再編需要を見据えた先行投資」と評価する声がある一方、自己株式処分に伴う希薄化影響が限定的(発行済株式の0.56%)との見方が優勢。今後の資金使途の進捗が注目される。

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